2012.01.20 東京大学「秋入学への全面移行構想」発表

1)「国際化の進展が期待される」について
  アドバンテージを有する大学院はともかく、学部学生に占める留学生の比率が国内他大学に比べ高くはな
 い東京大学が主張するのは、“片腹痛い”。現行制度のままで留学生獲得に「必死になった」姿を見た後の
 提案なら、との思いあり。
  同様に、学部段階での英語による授業や外国人教員の採用などの改革がどこまで進んでいるのかもはっ
 きりしない。

2)「ギャップタームの活用に期待」とある
  早い話、高校卒業後から大学卒業までの間が現行4年から4年半になるということ。イギリスのギャップイ
 ヤーのように、「学生が選ぶ」という観点ではなく、高大接続の補完や、社会に出てから役にたつ実力養成に
 活用など、これまでの大学教育が不十分であることを証明した形。

   など、疑問や指摘したいこともあるが、「東京大学が」「現行制度の根幹にかかわる」提起をした効果は大
 きい。「変わらなければならない」大学に突き付けられた具体的な“爆弾”であることは確か。これでまた、大
 学間の「選別」が進むことも避けられまい。
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by uniconlabo | 2012-01-21 00:00 | 記事紹介