ユニコンラボのトピック
2013-07-13T11:11:51+09:00
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トピックです。
Excite Blog
秋入学とは何だったのか
http://unicon.exblog.jp/19256960/
2013-07-13T11:12:10+09:00
2013-07-13T11:11:51+09:00
2013-07-13T11:11:51+09:00
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その時のコメントでも、入学と卒業の時期を海外に合わせ留学生が行き来しやすくすることで「国際化が期待される」との主張に関し、「学部段階の留学生獲得に必死だったといえるのだろうか」「学部段階での英語による授業や外国人教員の採用などどこまで進んでいるのか」との疑念を記しておいた。
国費留学生の受け入れ先としてのアドバンテージを有している国立大学の中でも、大阪大学に遠く及ばず、九州大、京都大、筑波大の後塵を拝している。私立には、学部留学生が逓増している大学や、東大の10倍を超えて受け入れている大学さえある。海外への留学生が減少しているとの危機感に関しても、逆に派遣留学生を伸ばしている大学もあり、前述の疑念はそれなりの根拠をもったものであった。
発表から一年半のあいだに、「秋入学」が「春入学・秋始業」へ軌道修正され、最終的には、すでに一部の大学で実施されてきている「4学期制」に着地、とあっては、一体なんであったのか、との思いがぬぐえない。「留学生獲得」に矮小化されて終結するのであれば、最初から、英語のみで卒業できる現行制度の「PEAK」を充実させる、でよかったのではないか、と皮肉の一つを言ってみたくもなる。
ただ、「社会全体で改革を進めたい」とのメッセージは大きなインパクトがあったことは間違いなく、以来、その注目のもとで、次々と東大の改革が打ち出されたことは正当に評価されなければならない。ひょっとしてあれは、濱田総長のマスコミを使って耳目を集め学内での改革への求心力を形成するための戦略であった、とまで言ってしまってはうがちすぎか。 ]]>
2013.06.28. 奨学金の在り方
http://unicon.exblog.jp/19256710/
2013-07-13T10:15:13+09:00
2013-07-13T10:14:55+09:00
2013-07-13T10:14:55+09:00
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記事紹介
大学生の約4割が利用している日本学生支援機構の奨学金が、規模の拡大や不況の影響で未返金額が増加し、返還促進策が強化される一方、利用者の負担軽減を求める声も上がるようになった。
中間案では経済状況や支援の目指すべき方向とともに各制度の改善策も盛り込まれたが、最大の焦点は給付型奨学金の導入についてである。論点が多く、今後も検討が続けられる見込みと書いている。
この種の議論では、必ずと言っていいほど、「GDPに占める公財政支出率がOECD加盟国最下位レベル」が持ち出されるが、常に「単発型」で、国民の関心や議論を呼ぶ流れにならない。「子供の教育は親が責任を持つ」との国民的美学はよしとしても、それこそ今の政権のキャッチフレーズである「世界的競争力」では立ち遅れていることを、そろそろ国民的共通認識にしたいところだ。]]>
2013.06.14. どうなる達成度テスト
http://unicon.exblog.jp/19256563/
2013-07-13T09:55:19+09:00
2013-07-13T09:55:13+09:00
2013-07-13T09:55:13+09:00
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記事紹介
現行の入試センター試験に関する「評価」「課題」「今後の位置づけ」などについての意見を取り上げているほか、実現に向けてのハードルにも触れ、選抜材料にふさわしい出題の質の確保、複数回実施する場合の大学あるいは高校の負担をどう乗り越えるか、など運営面に懸念が持たれていることも紹介している。
外国の実情にも触れつつ、学力だけを測るのではなく、潜在能力、入学後、伸びるかどうかの「資質」を確認する、など様々な考え方があると書いている。]]>
2013.04.05. 「大学変貌」スタート
http://unicon.exblog.jp/19256470/
2013-07-13T09:32:17+09:00
2013-07-13T09:32:24+09:00
2013-07-13T09:32:24+09:00
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記事紹介
初回は、「入学編」で、東大が”世界から”優れた学生を獲得するために、さまざまな「入口」改革に取り組んでいることを中心に紹介している。
今後、注目される記事が登場した折には、随時取り上げていきたい。
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2013.04.01.採用面接選考本格化
http://unicon.exblog.jp/19256241/
2013-07-13T08:29:47+09:00
2013-07-13T08:29:29+09:00
2013-07-13T08:29:29+09:00
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記事紹介
面接の「ポイント」として、「質問想定し備えを」「本番は質問も有効」「終わったら必ず反省」と、特に真新しい”極意”を授けているわけではないが、ともに学生諸君の奮闘を祈りたい。]]>
2013.03.11.就活ピークに支援
http://unicon.exblog.jp/19256218/
2013-07-13T08:22:43+09:00
2013-07-13T08:22:48+09:00
2013-07-13T08:22:48+09:00
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記事紹介
私学共済制度に加入する全国の私立大生が利用でき、エントリーシート(ES)や面接の指導が対面で受けられることで人気が集まっているとのこと。
一方で、「就活塾」も急増し、乱立で質にばらつきがあることも指摘している。これについては、昨年11月15日に朝日新聞でも「契約・解約めぐるトラブル相次ぐ」と取り上げていた。
そうした意味では、学生にとって安心できるカウンセリングサービスは心強い。東京に続き、4月には大阪でも同様の施設を開設する方針とのこと。
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2013.02.15. 国公立大の2次出願締め切り―安全・地元志向くっきり―
http://unicon.exblog.jp/19256168/
2013-07-13T08:08:19+09:00
2013-07-13T08:08:10+09:00
2013-07-13T08:08:10+09:00
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記事紹介
不況の影響で浪人しにくくなり、「国立大をやめ、比較的入りやすく、自宅から近い公立大に流れたケース」「難易度の高い大学が集まる東京にある12の国公立のうち8校が昨年より倍率が下がった」ことなどを紹介している。
他方、今や有名となった公立の国際教養大学の人気の例をもとに、立地やブランドに頼らず大学を選ぼうという意識が、受験生にじわじわ浸透し始めていると指摘する識者の声も取り上げている。
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2013.01.25. 教育再生実行会議始動
http://unicon.exblog.jp/19254272/
2013-07-12T23:37:38+09:00
2013-07-12T23:37:43+09:00
2013-07-12T23:06:09+09:00
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記事紹介
2013.01.10. ファーストリテイリング社長の主張
http://unicon.exblog.jp/19254062/
2013-07-12T22:32:40+09:00
2013-07-12T22:32:46+09:00
2013-07-12T22:32:46+09:00
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記事紹介
昨年の採用選考から大学1年生でも内々定を出す制度を始めた底流には大学の在り方を変えなければ「日本が沈んでしまう」という危機感があるという。
「大学の役割改革」(生涯教育の機能強化/起業家の育成機能拡充)、「教員の人事評価」(講義刷新の期待に応えられない教員の退場)、「大学の会計制度見直し」(企業並みの会計制度導入)、「大学の監督制度」(文科省による監督制度を廃止し、学問の自由を優先)が主張の骨子である。
大学の現状に対する憂慮、危機意識は理解できるが、そのことと「高校卒で採用して、意欲ある人間に大学通学を認める」のではなく、「大学に入学した後に内々定を出す」制度を採用したこととの関係は納得がいかない。「こうした機能(だけ?)を大学に求めている」ということなのか。大学人から、この点に対する問いも発せられていない。]]>
2013.01.04 視点2013
http://unicon.exblog.jp/19253900/
2013-07-12T22:07:10+09:00
2013-07-12T22:07:16+09:00
2013-07-12T22:07:16+09:00
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記事紹介
前2点については、このサイトでも取り上げてきた。入試改革については、中教審の高大接続特別部会で高大の円滑な接続の議論が続いており秋までに結論を出す見通しだと書いている。]]>
2012.12.28 来年まで持ち越しの課題
http://unicon.exblog.jp/19253130/
2013-07-12T19:25:02+09:00
2013-07-12T19:25:07+09:00
2013-07-12T19:20:41+09:00
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未分類
センター試験に関しては、要するにオペレーション上、来年度以降ミス防止策を講じる、ということで「課題が残る」とは、センター試験の「ミス」に鵜の目鷹の目のマスコミらしい扱い。
他の2件は、いずれも本サイトで取り上げてきたもの。]]>
2012.12.25 国立大学、来春の定員減
http://unicon.exblog.jp/17528480/
2012-12-29T16:55:37+09:00
2012-12-29T16:55:59+09:00
2012-12-29T16:55:59+09:00
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記事紹介
いまさら、との思いと同時に、国立大学法人を所管する文科省の「集計」で判明することの”不可思議”と、前述したとおり、大学設置審で「増加」を認めてきていることとの「整合性」の説明責任を果たしてもらいたいところだ。]]>
「3大学不認可」のあとさき
http://unicon.exblog.jp/17385533/
2012-12-08T16:03:17+09:00
2012-12-08T16:03:35+09:00
2012-12-08T16:03:35+09:00
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Close-up Now
11月初めに起きた文科大臣の「3大学不認可」問題については、当初すべてのマスコミのトーンは「ご乱心」「それみたことか」、「予想通り」「(前歴と同じ)暴走、ちゃぶ台返し」一色に染まっていた。
大臣の「言い分」は、「大学の数が多すぎる」「(設置審の)運営に問題がある」といったものだったが、コメントを寄せた“識者”(正確には、コメントを取り上げられた人々)の発言は、大臣の身から出たさびともいえるが「素人が思いつきで言ってもらっちゃ困る」「順序を踏まえて到達した結論を冒涜するものだ」などいった非難囂囂に終始していた。
ところが、「嵐」が去って「確かに大学は多すぎるじゃないの?」「最近の大学のレベルはひどい」といった「庶民の声」が聞こえ出すと、途端にマスコミに登場する“識者”の顔触れが変わって、「(外国と比べ、人口比で)本当に多すぎるのか」「問題は大学の質の保証にある」などの論調が中心になってきた。
いまさら、おきまりの「マスコミの手のひら返し」に反応する気はないが、次の点を挙げておきたい。
1)認可に至るプロセス(認可前から施設が建設され、「一定の」PRも認められる=「不認可とされるケース
は極めてまれ」と言われている、という「事実」に関し、「受け手側」に立ってみて、認可サイドとして説明責 任が果たせているか否か
(「大学関係者」「設置審議関係者」「ジャーナリズム」が、原子力「ムラ」と似た構造になっていないか)
2)「大学の数」については、2008年9月に文科大臣が中教審に対し「中長期的な大学教育の在り方につい て」を諮問し、「議論していただきたい論点の例」として「人口減少局面において、大学の自主的な入学定員 の見直し又は学部・学科等の再編・縮小等を促す仕組みの導入の是非についてどう考えるか」が取り上げ られていることと、近来の「認可」実態は整合しているのかどうか
3)「大学の質保証」については、すでに2002年8月の中教審答申「大学の質の保証に係る新たなシステム の構築について」および2010年7月の日本学術会議回答「大学教育の分野別質保証の在り方について」 があり、「今更の議論」は不要であること。
後半2点は、大学人の「議論好き」だが「実行は遅い」典型例として指摘されてもやむをえまい。社会、世 間の大学(関係者)に対する批判の「空気」は、こうしたことが土壌にあると考えるべきではなかろうか。
「頭の上を風が通り過ぎて」しばらくしてまた”大山鳴動”することが繰り返されないようにしたいものだ。
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2012.11.06 「3大学の不認可」見直しへ
http://unicon.exblog.jp/17127888/
2012-11-07T18:22:19+09:00
2012-11-07T18:22:04+09:00
2012-11-07T18:22:04+09:00
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記事紹介
高等教育キーパースン各位
2012年11月6日
地域科学KKJ“私論公論”の場 <31>
3大学新設不認可~今、何をなすべきか?
地域科学研究会
高等教育情報センター
代表 青野友太郎
2013年4月開学予定の3大学について、設置・法人審議会の答申に反し
て、田中真紀子文科大臣は3大学に不認可の政策判断を行った。
“唖然・暴挙だ”“理不尽・論外だ”そして“やはり、また”といった
声が挙がる中で、今、大学人は何をすべきか?まず、公立大学協会、日本
私立大学団体連合会、国立大学協会は文科大臣に対して“不認可の取り消
し”について、要求すべきである。当事者の3大学を支援し、大学人は
“撤回”を実現すべきことである。
さて、ここでは“論点整理”のため、当事者及び関係者のコメントから
始めたい。
A.田中文科相
・大学が多すぎて教育の質が低下している。
・大学同士の競争激化で運営に問題が出ている。
・審議会メンバーは大学関係者ばかりで、審議会を抜本的に見直す。
・新しい認可の仕組みを早急に立ち上げ、その場で検討する。
B.文科省の幹部
・寝耳に水で驚いている。答申が出た段階でその判断をいきなりひっく
り返すのは良くない。
・大臣の政策判断である。政策的な理由で不認可にしたのは初めてのこ
とだ。
・学教法で「設置審に諮問せよ」とあるが、認可権限自体は文科相にあ
る。法的手続き的に何の問題もない。
C.3大学の法人理事長
■秋田市長/秋田公立美術大 穂積志氏
・審議会答申を覆す決定をしたのは承服できない。
・文科相の考え方一つで変えられるのは行政の継続性を逸脱する。
■清光学園理事長/岡崎女子大 長柄孝彦氏
・理不尽さに憤りを感じる。大学設置基準はすべてクリアしている。
・文科省への抗議や行政訴訟、損害賠償も検討する。
■吉田学園理事長/札幌保健医療大 吉田松雄氏
・「どう考えても今回の決定は理不尽」
D.専門家・大学人
■阿部泰隆氏/神戸大学名誉教授・弁護士
・大学数が多いというのは設置基準にはないので、理由にはならず、裁
量権の逸脱だ。訴訟になれば文科省が負けることは明白。
■新藤宗幸氏/千葉大学名誉教授
・大学側は文科省と詳細な打合せを行ない、審議会の段階ですでに
『認可』の合意に達していると受け止められてきた。
・最終的な判断権限は文科相にあり、法的に問題ないが、大学の負担は
あまりにも大きい。大学の質を問うならば、別の場で議論すべきだ。
■金子元久氏/筑波大学教授
・大学設置のあり方について、考え直すべき時期に来ていた。
・文科相のやり方はあまりにも性急。先に現状の制度を中教審などで検
討すべき。
■内田樹氏/神戸女学院大学名誉教授
・大学側がこうむる人事や財務についての損害を文科省はどう補償する
つもりなのか。
・設置基準のルールが不適切ならば、教育行政を主管する文科相はまず、
謝罪と反省をすべき。
・政局と学校教育では流れている時間の速度も目的も違う。政治家は教
育への干渉をできる限り自制すべきだ。
E.マスコミ
■読売新聞「道理なき不認可は直ちに撤回を」
・制度改革と個別大学の開設可非を混同、尋常な判断ではない。速やか
に撤回すべき。
・不認可は裁量権の逸脱だ。
・外相時代に政治主導をはき違えたような振る舞い…今回も言動を不安
視する声があった。
・案の定というべきで、首相の任命責任も重い。
■毎日新聞「あまりにも唐突、将来に危険も」
・答申無視の前例が出来れば「意に沿わぬ」法人の申請を不認可にした
り、逆に問題ある申請を認可する可能性もある。将来の危険をはらん
でいる。
当事者である3大学は7日に文科省を訪問し、「不認可撤回を求める」
予定である。法的対処としては、次の3つが想定される。
1.行政不服審査法に基づく不服申し立て
2.不認可撤回を求める行政訴訟
3.損害賠償請求
しかしながら上記「1」については、学教法第139条において「文部科
学大臣がした大学又は高等専門学校の設置の認可に関する処分については、
行政不服審査法による不服申し立てをすることが出来ない」とされている。
何故にこのような規定になっているのか??
また、行政手続法第13条において「行政庁は、不利益処分をしようとす
る場合には・・・当該不利益処分の名あて人となるべき者について、・・
・意見陳述のための手続を執らなければならない。」とされている。つま
り、「聴聞」や「弁明の機会の付与」である。文部科学省聴聞手続規則に
よる措置は、今回、どうなっているのか??
さらに、裁判所への「義務付け訴訟」という手続きがあるとのこと。こ
れらも含めて、今後の厳しい高等教育経営環境を踏まえると、「行政処分」
へのこれらの「異議申立て」について、明確化しておくことが肝要となっ
ている。法学専門家からのコメントを得たい。
小会KKJは、この33年余、日本の高等教育に伴走し、特に“政策と認可
行政”分野においては、1983年以降、『設置基準と認可行政』に係る大部
な資料集を6回改訂し、一貫してフォローをしてきている。『〔21C改訂
版〕大学・短大の設置認可申請・届出マニュアル~事前規制から事後チェ
ックへの大転換期を拓く』は2005年12月に刊行した7冊目の資料集である。
「自由化時代の“質保証”と“説明責任”」について、この30年余の高等
教育政策を検証するとともに、鋭く提言をしてきた。つまり、「大学設置
基準」及び「設置・届出の審査基準」についてトータルでリアルタイムで
記録してきたのは、KKJのささやかなる仕事である。今後の「設置認可・
届出制度」について、検証と提言については、別稿で論展していきたい。
本日(6日)午前の閣議後、田中文科相は「新たな検討会議を発足させ、
新基準での再審査を短期間で行い、改めて判断する」と述べ、2013年4月
開学に向けて、事実上「不認可決定を撤回」との報道があった。
しかしながら、学生の志願と入試、就任予定の教員の処遇などの緊急性
・重要度において、文科相は明日7日の3大学の文科省訪問時に潔く「撤
回」すべきことである。どう考えても「検討会議」に委員として早急に参
画する人物は想定できず、短期間での再審査は不可能といえよう。
さて、この“私論公論”メールは、5,000人余の高等教育キーパースン
各位に送信しております。是非、“高志と勇気”ある各位から、日本の高
等教育と社会を“元気”にする発言を本コーナーに寄稿いただけましたら
幸いです。
*** メッセージ・お問合せ・お申込み先 ***
地域科学研究会 高等教育情報センター
〒102-0082千代田区一番町6-4ライオンズ第2
TEL 03-3234-1231 FAX 03-3234-4993
E-mail kkj@chiikikagaku-k.co.jp
http://chiikikagaku-k.co.jp/kkj/
担当 青野/大村/八木
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週刊誌の「大学ランキング」
http://unicon.exblog.jp/17048150/
2012-10-24T15:43:50+09:00
2012-10-24T15:43:36+09:00
2012-10-24T15:43:36+09:00
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この時期、売上貢献が期待されるということなのだろうが、週刊誌が競って大学問題とくに「大学比較」(ランキング)の特集を企画する。
大学関係者にとっては、気になる記事ではあるが、必ずしも実感とマッチしない面があり、疑問も拭えないのではないか。そもそも「総合力」として「数値化」された順位にどのような意味があるというのか、と言いたいところだろう。
前回、『週刊ダイヤモンド』の特集を取り上げた際、「総合ランキングのベスト10は、京都医科大学を除きすべて国立大学(内 医科単科系大学3)という結果になっている。編集部はこの結果に疑問を感じなかったのだろうか」と指摘した。
今回、指標の組み合わせが異なったことが反映してか、トップ20を比較してみると、「見事に」前誌から医科単科系8大学と、教育単科系2大学が姿を消し、半数が入れ替わっている。前誌の20にない「新顔」は、私立7(前誌では、医科単科系3大学のみであった)、国立2、公立1大学である。なかには、前誌100番台外から3校入っている。
この2誌の「ランキング」の違いを見るだけでも、はたしてどのような「信頼性」を持つことができるかが明らかになろう、というものである。あえて言えば、「東京、京都、東北、大阪、名古屋、東京工業の6国立大学は双方のベスト10に入っている」が、「偏差値に頼らない大学選び」(『ダイヤモンド』誌)、「本当に強い大学」(『週刊東洋経済』誌)という企画にしては取り立てて「珍しい」情報ではあるまい。
週刊誌の特性か、取り上げられる大学問題は、「応援団」とは言い難いものが多い。
ジャーナリズムそのものが、「あらゆることに批判的であることが存在理由だ」と言われれば、二の句が継げないが、日本のいくつもの大学が試行錯誤を含め、さまざま「改革」に「挑戦」しようとしている時、今(に限らず、かもしれないが)こそ、「もっと頑張れ」「スピード、ピッチを上げろ」という視点で記事が書かれることを期待したい。それが少ない、と感じるのは、当事者の「僻目」「バイアス」であろうか。
その点、今回の『週刊東洋経済』では、特色・特徴をもった大学が数多く取り上げられ、しかも、「好意的な」視線が投げかけられているようで、「総合力ランキング」の”欠陥”を十分に補って余りあり、好感が持てる。
朝日新聞の「教育」に合わせ、日経新聞も「大学欄」「教育欄」を常設し、これまでになく関心が高まってきている今日、「努力」の”姿”が、目に見える形で受け入れられるようにすることもまた、重要な経営課題と言うべきであろう。]]>
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