カテゴリ:記事紹介( 30 )

 日経新聞が、私立大学間で資金の共同運用を目指す取り組みが始まる、との記事を載せている。
 上智大学や早稲田大学の現役・OBの財務担当者らが一般社団法人を設立し全国の私立大学に共同運用を呼びかける、というものだ。
 これまで様々な「火傷」を経験してきている私立大学の資金運用だが、「専門性を高めて運用効率を向上させ、頭打ち傾向にある大学収入を安定的に増やす狙い」が実を結ぶかどうか。いつも比較に出される「ハーバード大学の二兆円超の資金運用」まで行くには、試行錯誤も覚悟しなくてはならないだろう。
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by uniconlabo | 2012-07-05 00:00 | 記事紹介
 朝日新聞の花野雄太記者が「大学改革実行プラン」について記事を書いている。
 06.18付けの日経・横山編集委員のコメントと比べると、補助金、運営費交付金に関する厳しさにウェイトがおかれている。「社会変化に対応できない大学の退場」という私立大学に対する厳しさ、と同様の「アメとムチ」で淘汰を促すスタンスは国立大学に対してさらに鮮明だと指摘している。
 共通するのは、「急ごしらえ感、否めず」という点で、さらに、2001年に文科省が出した「遠山プラン」と重なる指摘。2008年に策定した「長期基本計画」には、飛び級促進、アンブレラ方式の導入検討が盛り込まれていたとも。
 「しっかり腰を据えた」「改革」の「実行」こそが問われるべきで、「お化粧直し」はもう不要なのでは、と思えてくる。
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by uniconlabo | 2012-06-30 00:00 | 記事紹介
日経新聞が、19日に開かれた86校の国立大学長らを対象にした「大学改革実行プラン」の説明会の様子を記事にしている。
学長らの関心が集中したのは国立大学の学部の再編方針で、統廃合を懸念する意見が続出したとのこと。一方、国の支援強化を評価したり、今後の大学教育のあり方を含めて腰を据えた議論を求めたりする声も上がった、という。これらを踏まえ、文科省は制度づくりを進めると結んでいる。
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by uniconlabo | 2012-06-21 00:00 | 記事紹介
 朝日新聞の「記者”有”論」で社会部の山上浩二郎記者が、4日の国家戦略会議に示された「大学改革実行プラン」に関連し、大学に「持続的民主主義」の担い手になることを提起したい、と書いている。
 昨今の政治状況を、「瞬間的民主主義」ではないか、と指摘。違う立場の意見にも耳を傾けつつ、持論に取り込んだり反証したり、という作業ができる土壌が大学にはあり、瞬間的に白黒をつけるのではなく、持続的に共存する出すすべを、大学は培ってきたはずだ、と評価。そのことに大学自体は気づいているだろうかと指摘したうえで、結論を出す過程の大切さを知る人材を育てることに期待を寄せている。
 
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by uniconlabo | 2012-06-21 00:00 | 記事紹介
 朝日新聞が、駿台予備校に取材した記事を掲載している。
 
 13年度の受験人口は73万人でピークの1992年に比べると約6割に減っている一方、入学定員は大きく変わっていないが、行きたい大学が入りやすくなったわけではない。不況の影響で、国立志向が強く、難関国立大学に人気が集まっている。
 今春入試では、国公私立とも「文低理高」が顕著で、13年度入試も文系人気低落傾向は変わらず「私立文系はチャンスととらえ、1ランク上くらいを狙ってもいいのでは」と受験生へのアドバイスを送っている。受け入れる側としては、この現実にどう対処するかが経営課題となる。
   
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by uniconlabo | 2012-06-19 00:00 | 記事紹介
 日経新聞の横山晋一郎編集委員が、文科省がまとめた、2017年度までに進める大学改革の行程表「大学改革実行プラン」(内容は、トピック「大学経営・大学改革」の欄を参照)についてコメントをしている。

 全体としては、「年度内に国の大学政策の基本方針となる『大学ビジョン』を策定する、のはあまりに短兵急にすぎないか」と指摘。
 「国立大学改革プランを策定」については、法人化9年目にして次の制度変更が政策課題に挙がることに戸惑う人が多いのではないか。「アンブレラ方式」(本トピック欄に既報)についても、制度の根幹の変更にほかならない、と指摘。
 私立大学の質保証も論議を呼びそうだ、と提起しつつ、「これは官僚統制の強化だ」とある大学関係者が切り捨てる。今後の論議を注視したい、と結んでいる。
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by uniconlabo | 2012-06-19 00:00 | 記事紹介
  朝日新聞が「国立大学『複数運営』可能に」の記事を掲載。「民間の持ち株会社に似た『アンブレラ(傘)方式』」と書いているが、「私立大学にも見られる方式」と書かなかったのは、文科省のリリースになかったためだろう。「国立大学しか見ていない」実態が透けて見える。「経営手腕に優れた人材を私学から求める」とさせたいものだが。
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by uniconlabo | 2012-05-27 00:00 | 記事紹介
 日本経済新聞が紙面刷新に伴い、毎週月曜日に「教育」面に加え「大学」面を新設。時期的に当然とはいえ、「就活」からスタートさせたのはこの新聞らしい。ビジネス紙の立場から、「教育・研究とマネジメントをどうインテグレートさせるか」についての記事、論考、事例を取り上げていってほしいところ。
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by uniconlabo | 2012-05-14 00:00 | 記事紹介
1)「国際化の進展が期待される」について
  アドバンテージを有する大学院はともかく、学部学生に占める留学生の比率が国内他大学に比べ高くはな
 い東京大学が主張するのは、“片腹痛い”。現行制度のままで留学生獲得に「必死になった」姿を見た後の
 提案なら、との思いあり。
  同様に、学部段階での英語による授業や外国人教員の採用などの改革がどこまで進んでいるのかもはっ
 きりしない。

2)「ギャップタームの活用に期待」とある
  早い話、高校卒業後から大学卒業までの間が現行4年から4年半になるということ。イギリスのギャップイ
 ヤーのように、「学生が選ぶ」という観点ではなく、高大接続の補完や、社会に出てから役にたつ実力養成に
 活用など、これまでの大学教育が不十分であることを証明した形。

   など、疑問や指摘したいこともあるが、「東京大学が」「現行制度の根幹にかかわる」提起をした効果は大
 きい。「変わらなければならない」大学に突き付けられた具体的な“爆弾”であることは確か。これでまた、大
 学間の「選別」が進むことも避けられまい。
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by uniconlabo | 2012-01-21 00:00 | 記事紹介
 日経が、2012年度から現役大学生の就職支援を、厚生労働省が強化する、との記事を掲載している。
 若者向けハローワークの就職相談員を300人増やして全国の大学に派遣し、3年生から個人指導する、というもの。
 文部科学省以外からも学生に対して「ご心配」いただくことはありがたいが、「学生の上位企業志向」による「就職未定者」および「大手企業等の(潜在的)指定校制」による「ミスマッチ」対策は、実は親を含む「大人の側」の問題なのではないか、との思いがぬぐえない。
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by uniconlabo | 2012-01-06 00:00 | 記事紹介